リアルとバーチャルを
繋ぐ表現で
生放送中にユーザーと
リアルな意見を交わす
スペシャル番組
NHK Eテレで夏休みの終わりに生放送される、悩みを抱えた10代の方々の声を集め一緒に考える特別番組「#8月31日の夜に。」。生放送内で行われるカメラとプロジェクタの連動やARによって空間を表現するプロジェクタカメラシステムの開発マネージメントと、出演者と視聴者を繋ぐ音声チャットシステムの開発を担当しました。
番組の舞台設定は、悩みを抱えた10代の方々の部屋を出演者が訪問するというものでした。 スタジオでは、背景の壁に10代の方々のアバターや3DCGで構築した部屋をプロジェクションし、 出演者の前景には部屋のオブジェクトをARで出現させています。出演者を前景と背景込みで撮影することによって、実際の部屋にいるような映像視覚表現を可能にしました。 チャットシステムは、悩みを抱えた10代の方々と出演者を生放送中にリアルタイムで繋ぐツールとして開発しました。10代の方々の音声を速記師が番組独自開発のPCアプリケーションを通してタイピングすることにより、スタジオでプロジェクションしている背景映像に、チャットテキストとしてリアルタイムに出現させました。